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連立方程式の基本的な解き方 代入法と加減法 目次
  1. 代入法
  2. 加減法 たしたり, ひいたりして文字を消去する
  3. 加減法 一方の式に整数をかけて係数をそろえる
  4. 加減法 両方の式にそれぞれ整数をかけて係数をそろえる
連立方程式は, xとyの2つの文字が含まれています。
これを解くにはどちらか一方の文字を消去して, 文字が1つだけの方程式にして解きます。
加減法は2つの式の左辺どうし, 右辺どうしをたしたり, ひいたりして文字を消去します。
代入法は, x = 〜 (または y=〜)の形の式を他方の式に代入して文字を消去します。
連立方程式は, 加減法、代入法どちらを用いても解けますが, 式が x=〜、または y=〜の形になっているものは代入法のほうが解きやすく、 それ以外は加減法のほうが解きやすいです。

代入法

【例1】 x+3y = 7 x = 2y-3 x=〜 の形の式があるので 代入法で解きます。
x+3y = 7・・・① x = 2y-3・・・②
②の右辺 2y-3 を ①のxのところに代入する
x+3y = 7 2y-3+3y = 7
文字が yだけになったので yの1次方程式として解く。
2y -3 +3y = 7
2y +3y = 7 +3
5y = 10
y =2
これを ②の式に代入すると
x = 2×2 -3
 = 4-3
 = 1
答 x=1, y=2

【代入法 例題】 解説動画 ≫
x = 3y-10 …① x+2y = 5 …②
①を②に代入
3y-10 +2y =5
5y=15
y =3
これを①に代入
x = 3×3 -10
= -1

答 x = -1, y = 3

4x+3y = -1 …① y = -2x+1 …②
②を①に代入
4x + 3(-2x+1) = -1 
4x -6x +3 = -1 
-2x = -1-3
-2x = -4 
x = 2  
これを②に代入
y = -2×2 +1
= -4+1
=-3
答 x=2, y=-3

y = 2x-7 …① y = 5x+2 …②
②を①に代入
5x+2 = 2x -7
5x-2x = -7 -2
3x = -9  
x = -3  
これを①に代入
y = 2×(-3)-7
= -6-7
= -13
答 x = -3, y = -13
【たしかめ問題】 空らんには数字や式が入ります 4x+y = 8 …① y = -x-7 …② ②を①に代入する。 4x + () = 8 x = x =
これを ②に代入すると
y = -7
=
x = y +17 …① 3x+4y = -5 …②
①を②に代入する。
3() +4y = -5
y = y = これを ①に代入すると
x = +17
=


加減法 たしたり, ひいたりして文字を消去する

連立方程式の2つの式の左辺どうし、右辺どうしをたしたり、ひいたりして文字を消去して解く方法を加減法といいます。 【例2】 5x+3y = 9 5x-2y = 19 xの係数がともに 5なので 2つの式の左辺どうし, 右辺どうしをひき算します。
5x+3y = 9 …① 5x-2y = 19 …②
①と②の左辺どうし, 右辺どうしをひいて xを消去。
5x +3y = 9 -) 5x -2y = 19 5y =-10 y = -2
これを ①に代入
5x+3×(-2) = 9
5x -6 = 9
5x = 15
x = 3

答 x= 3, y= -2

【そのままたしたり,ひいたりする例題】解説動画 ≫
x+2y=7 …① x-4y=1 …②
①-②でxを消去
x+2y = 7 -) x -4y = 1 6y = 6 y = 1
これを①に代入
x+2×1 = 7
x +2 = 7
x = 5
答 x=5, y=1

3x-y=1…① 5x+y=7…②
①+②でyを消去
3x-y = 1 +) 5x+y = 7 8x = 8  x = 1
これを①に代入
3×1 -y = 1
3 -y = 1
-y = -2
y = 2
答 x=1, y=2

4x-3y=-2…① 7x-3y=1…②
①-②でyを消去
4x-3y = -2 -) 7x-3y = 1 -3x = -3  x = 1
これを①に代入
4×1 -3y = -2
4 -3y = -2
-3y = -6
y = 2 
答 x=1, y=2
【たしかめ問題】 空らんには数字や式が入る。 [ ]はどちらか選択。 4x+y = -3 …① 2x+y = 3 …②
①と②の左辺どうし、右辺どうし
ひき算 , たし算してyを消去
4x+y=-3 -)2x+y=3 x= x = これを①に代入すると
+ y = -3
y =
3x+5y = -1 …① -3x-2y = 4 …②
①と②の左辺どうし、右辺どうしを
たし算してx , yを消去する。
3x+5y=-1 +)-3x-2y=4 y= y = これを①に代入すると
3x = -1
3x = x =


加減法  一方の式に整数をかけて係数をそろえる

そのままたしたり, ひいたりしても文字が消えない場合, xかyの係数をそろえて解きます。
どちらか一方の式を何倍かして, xかyの係数の絶対値が同じになるようにします。

【例3】 5x-3y = 13 -2x+6y = 14 x,yの係数を見て消去しやすいほうを選ぶ。
5x-3y = 13…① -2x+6y = 14…②
xの係数は5と-2, yの係数は -3と6なので
①を2倍すれば yの係数は-6と6になり絶対値がそろいます。
符号が異なるので ①×2 + ②を計算します。
①×2 10x -6y = 26 +) -2x +6y = 14 8x =40 x = 5
これを①に代入すると
5×5 -3y = 13
25 -3y = 13
-3y = -12
y = 4 
答 x=5, y=4
【一方の式に整数をかけて係数をそろえて解く例題】解説動画 ≫ 5x+6y=8…① 2x+3y=5…②
yの係数を6にそろえるため
②に2をかけて引き算。
5x+6y=8 ②×2-) 4x+6y=10 x= -2
これを②に代入すると
2×(-2)+3y = 5
-4 +3y =5
3y = 9
y = 3
答 x=-2, y=3
4x-3y=10…① x+5y=-9…②
xの係数を4にそろえるため
②に4をかけて引き算。
4x-3y =10 ②×4-) 4x+20y =-36 -23y= 46 y= -2
これを②に代入すると
x +5×(-2)= -9
x -10 = -9
x = 1
答 x=1, y=-2
7x-2y=19 5x+6y=21
yの係数を6にそろえるため
①に3をかけてたし算。
①×3 21x-6y =57 +) 5x+6y =21 26x= 78 x= 3
これを①に代入すると
7×3 -2y =19
21 -2y = 19
-2y = -2
y = 1
答 x=3, y=1

【たしかめ問題】 空らんには数字や式が入ります x + 4y = -5…① 5x - 7y = 29 …②
①にをかけて
ひき算してxを消去する。
①×5 5x +20y=-25 -)5x -7y=29 y= y = これを①に代入すると
x = -5
x =
5x -12y = 37…① 3x +4y = 11 …②
②にをかけて ひき算 , たし算 してxを消去 5x -12y= 37 ②×3+)9x +12y=33 x= x = これを②に代入すると
+4y = 11
4y = y =


加減法 両方の式にそれぞれ整数をかけて係数をそろえる

一方の式に数をかけただけでは係数がそろわない場合、
両方の式にそれぞれ数をかけて係数をそろえます。

【例3】 4x-7y =19 3x+11y=-2 x,yのどちらを消去しても良いですが、
少しでもやりやすいほうを選びます。
4x-7y =19…① 3x+11y=-2…②
xを消去するほうが, かける数が小さくて済むので
①に3を, ②に4をそれぞれかけて, xを消去します。
×3 12x-21y = 57 ×4 -) 12x +44y = -8 -65y = 65 y = -1
これを②に代入すると
3x-11 = -2
3x = 9
x = 3
答x= 3, y= -1
【両方の式にそれぞれ整数をかけて係数をそろえて解く例題】解説動画 ≫ 2x+7y=1 …① 3x+5y=7 …②
xの係数の絶対値を6にする
ため, ①に3を, ②に2を
かけて引き算します。
①×3 6x+21y= 3 ②×2-) 6x+10y= 14 11y= -11 y= -1
これを①に代入
2x +7×(-1) = 1
2x -7 = 1
2x = 8
x = 4
答 x=4, y=-1
9x-4y=17 …① 5x+6y=-7 …②
yの係数の絶対値を12にする
ため, ①に3を, ②に2を
かけてたし算します。
①×3 27x-12y= 51 ②×2+) 10x+12y= -14 37x= 37  x= 1
これを①に代入
9-4y = 17
-4y = 8
y = -2
答 x=1, y=-2
9x+8y=-7 7x+12y=-4
yの係数の絶対値を24にする
ため, ①に3を, ②に2を
かけて, 引き算します。
①×3 27x+24y= -21 ②×2-) 14x+24y= -8 13x=-13  x= -1
これを①に代入
-9+8y = -7
8y = 2
y = 14
答 x = -1, y = 14

【たしかめ問題】 空らんには数字や式が入ります。 [ ]はどちらか選択。 5x - 7y = -6…① -2x + 11y = -14…②
xの係数の絶対値をにするため ①にをかけ, ②にをかけ ひき算 , たし算 します。 ①×2 10x -14y= -12 ②×5 +)-10x +55y=-70 y= y = これを①に代入すると
5x = -6
5x = x =
7x +12y = 2…① 8x + 9y = 7…②
yの係数の絶対値をにするため ①にをかけ, ②にをかけ ひき算 , たし算 します。 ①×3 21x +36y= 6 ②×4 -)32x +36y=28 x=   x = これを②に代入すると
+9y = 7
9y = y =