(1) a>0の放物線y=ax2とm>0の直線y=mx+132 について-3≦x≦-1でyの変域が一致する。 aとmの値をそれぞれ求めよ。
   
    「直線と放物線のyの変域が一致する」とは 「直線と放物線の最大値が同じで、最小値も同じになる。」ことである。
ただし、同じ点を通るとは限らない。
    a>0の放物線y=ax2のグラフにxの変域-3≦x≦-1を描き入れる。
    x=-3をy=ax2に代入するとy=9a, 
    x=-1をy=ax2に代入するとy=aである。
    原点は変域に含まれないので
    yの最小値はa, yの最大値は9aである。
        
        
    
    
       xの変域が-3≦x≦-1のとき、yの変域がa≦y≦9aとなるように
    m>0の直線y=mx+132
    のグラフを描き入れる。
    傾きがプラスなので (-3, a)と(-1, 9a)を通ることがわかる。
    直線の式に(-3, a)を代入すると
    a= -3m+132 → 2a+6m=13…①
        (-1, 9a)を代入すると
 9a = -m +132 →18a+2m=13…②
    ①-②×3
     2a+6m=13 -)54a+6m=39  -52a  =-26  a  =12…③
③を①に代入すると
        2×12
        +6m=13
        6m=12
m=2
        
    
                 
