図のように台形ABCDと長方形PQRSが並んでいる。長方形を固定して台形を矢印の方向に毎秒1cmで辺ABと辺PQが重なるまで
    移動する。移動し始めてからx秒後の2つの図形が重なる部分の面積をycm2とする。
    (1)xの変域が次のときのxとyの関係を式で表わせ。
    0≦x≦6
    6≦x≦10
    (2)重なる部分の面積が8cm2となるのは移動し始めてから何秒後か。 
    
    (1) 
①
    
    スタートから6秒でDとPが重なるので、0≦x≦6では
    重なる部分は直角二等辺三角形である。
    台形は毎秒1cmなので、x秒間でxcm動く。
    すると面積は y=12x2
    
    
②
        
        6≦x≦10では重なる部分は台形になる。
        下底はx, 上底は(x-6)なので
        面積は y = (x+x-6)×6÷2 = 6x-18
        
        
(2)
            スタートから6秒後の面積は18 (①②どちらの式に代入しても同じ値)
            よって面積8になるのはスタートから6秒未満である。
            したがってy=8を①のy=12x2に代入する。
                             8=12x2
                             x2=16
                             x=±4
                             0≦x≦6より x=4
        
