1.
図の△ABCはAB=AC,∠BAC=90°の
直角二等辺三角形である。
頂点Aから辺BCに垂線をおろしその交点をPとする。
AP=2cm, BC=4cmのとき次の問いに答えよ。
(1) △ABCの面積を求めよ。
(2)辺ABの長さを求めよ。
(1) 底辺をBCとすると、高さがAPなので
面積は 4×2÷2=4
(2) △ABCは直角二等辺三角形なので
辺ABを底辺とすると高さがACになる。
AB=AC=xとすると
面積を求める式は x×x÷2
(1)より面積は4なので x22=4
x2=8
xは8の平方根なので x=±22
長さは必ず正になるのでx>0
よって x=22
2.
図の四角形ABCDは正方形である。(一目盛りを1cmとする)
(1) この正方形ABCDの面積を求めよ。
(2) この正方形ABCDの一辺の長さを求めよ。
(1)
図の赤い三角形の面積は3×2÷2=3
同じものが全部で4つある。
中央の正方形の面積は1なので
正方形ABCDの面積は 3×4+1=13
(2)
正方形ABCDの面積が13なのでその辺をxとすると
x2 =13
xは13の平方根なので x=±13
長さは必ず正なので x>0
よってx=13
3.
表面積が30cm2の立方体がある。
(1) この立方体の1辺の長さを求めよ。
(2) この立体の体積を求めよ。
(1)
立方体は6面すべてが合同な正方形である。
表面積が30なら、1つの正方形の面積は 30÷6=5となる。
面積5の正方形の1辺をxとすると x2=5
xは5の平方根なので x=±5
長さは必ず正の数なので x=5
(2)
一辺の長さが5の立方体の体積は
5×5×5 = 55
4. 図の①~③のそれぞれの正方形の1辺の長さを求めよ。(一目盛りを1cmとする)
① 真ん中の正方形(青)は1辺1cmなので面積= 1×1 =1cm2
赤い直角三角形は高さ2cm, 底辺1cmなので 面積 = 1×2÷2 =1cm2
三角形は4つあるので 1×4 =4
よって①の正方形の面積=1+4 = 5cm2
1辺の長さを2乗したものが正方形の面積なので
面積5cm2の正方形の1辺は 5cm
② 真ん中の正方形(青)は1辺1cmなので面積= 2×2 =4cm2
赤い直角三角形は高さ3cm, 底辺1cmなので 面積 = 1×3÷2 =32cm2
三角形は4つあるので 32×4 =6
よって②の正方形の面積=4+6 = 10cm2
1辺の長さを2乗したものが正方形の面積なので
面積10cm2の正方形の1辺は 10cm
③ 真ん中の正方形(青)は1辺3cmなので面積= 3×3 =9cm2
赤い直角三角形は高さ4cm, 底辺1cmなので 面積 = 1×4÷2 =2cm2
三角形は4つあるので 2×4 =8
よって③の正方形の面積=9+8 = 17cm2
1辺の長さを2乗したものが正方形の面積なので
面積17cm2の正方形の1辺は 17cm