1次関数とは
関数
2つの変数xとyがあり、yの値がxの値にともなって変化し、xの値を定めるとyの値がただ一つに決まる場合yはxの関数であるという。
(例1・・・関数の式) y=3x y=5x2
y=-5x+12 y=5x3
例1はすべて関数の式であるが、(a)と(c)は右辺がxの1次式になっている。
これを1次関数という。
さらに、1次関数のうち特に(a)のように定数項がない形のものが比例である(1年の範囲)
例1の(b)はxの2次式なので2次関数、(d)は3次式なので3次関数である。
1次関数とは
yをxの1次式で表せる関数のことである。
1次関数の式
y=ax+b
a,bは定数
【確認】 次の中から1次関数をすべて選べ。
y = -5x -2
y = 3x2
y=
x
2
y =
3
x
12x+2y-4=0
①③⑤
②は2次関数、③はa=
1
2
, b=0の1次関数、④は反比例、⑤は変形するとy=-6x+2となる。
1次関数の式を使って値を出す
xの値がわかっている場合、1次関数の式y=ax+bに代入してyの値を求める。
また、yの値を代入すればxの値が求まる。
例 1次関数y=-3x+5について
x=4のとき
y=-3x+5にx=4を代入すると
y=-3×4+5 =-12+5 = -7
y=-7となる。
y=11のとき
y=-3x+5にy=11を代入すると、11=-3x+5
3x-5=-11
3x=-6
x=-2となる。
確認
y=2x+8について
x=-5のときのyの値を求めよ。
y=-2
y=22のときのxの値を求めよ。
x=7