文字式の足し算、引き算
文字式の足し算引き算ができるのは
文字の部分が全く同じ項(同類項)どうしのときだけである。
同類項の係数どうしを足し算、引き算する。
ax+bx = (a+b)x
(1)計算せよ。
x2+3
+23x−4
2x2+3x +5x2−4x
5x−7−(4x−3)
(2)左の式から右の式を引いた差を求めよ。
7a+12, 8a−6
(1) x2
と23xが同類項である。
x2
の係数は12
、23x
の係数は23
、また定数項(数字だけの項)は定数項どうしで計算する。
x2+3
+23x−4
= (12+23)x+3−4 = 76x−1
x2の項とxの項は同類項ではないので、それぞれ計算する。
2x2+3x +5x2−4x
=(2+5)x2+(3−4)x = 7x2−x
カッコの前に−が付いている場合、カッコをはずすときにカッコの中のすべの項の符号を変える。
5x−7−(4x−3)
= 5x−7−4x+3 = (5−4)x−7+3 = x−4
(2)
式どうしを引き算する場合、それぞれの式にカッコをつけて、引く方の式の前に−をつける。
(7a+12)−(8a−6)
= 7a+12−8a+6 = (7−8)a+12+6 = −a+18
【練習】
(1)計算せよ。
53x−6−32x+2
16x−4
x2+3x−2+6x2−4x−9
7x2−x−11
5a+3b−(2a+4b)
3a−b
(2)次の2つの式の和を求めよ。
3a+5b−2, a−8b+44a−3b+2
(3)左の式から右の式を引いた差を求めよ。
4x2−6x+1, 2x2+3x−9
2x2−9x+10